皆様こんにちは
店長のんたんです
先日旅Blog・シカゴ編が完結し、ホッとしたのもつかの間
前回からは旅Blog・コロラド編に突入しております!!
シカゴは完全プライベートでしたが、コロラドは会社の研修旅行
Blogで研修内容をお伝えするのも、もちろん仕事のうちですので、今回はテンポよく更新していく予定です
今回も1日ごとに振り返っていこうかと思います
お時間のある時にでも一緒に旅してください!!
それでは、コロラド研修旅行編、2日目のスタートです
‐‐
この日は運転を替わっていただき、助手席当番
大きい車の助手席は、もっとも快適です(笑)
どでかい今回の相棒は一見不安ですが、アメリカの道路は広くて本当に運転しやすいです
この日は快晴!!
目の前を遮るような高い建物がないので、ロッキー山脈がきれいに見えます
滞在先のデンバーは、コロラド州のほぼ真ん中(ちょっと北)
少し足を延ばせば国立森林公園があちこちにあるような自然豊かな場所です
そんな最高な気分でのドライブをすること約1時間
ロングモントという街に到着
この日最初に訪れたのは、こちら!!
LEFTHAND Brewing
前日のEpic同様、既に日本に入ってきているブルワリーなので、ご存知の方も多いはず!
創業当時からの輝かしい受賞歴もさることながら、
窒素入りボトルビールの発売や、スタウトグラスの開発など、ビールの醸造以外でも注目を集めています
到着して早々、そびえたつタンクに目を奪われ、想像以上に大きくてびっくりしました!
入り口でIDチェック
OKサインの代わりに手にスタンプを押してもらいました
(どうせならレフトハンドに押してもらえば良かった…)
さすがのGABF期間中ということもあってか、早い時間にも関わらず店内ぎゅうぎゅう!!
我々のようにブルワリーツアーの順番を待つ人たちでごった返しています
そんなツアーの前に、好きなビールがフリーで飲めるとのことだったのでビールをGET!
どこへ行っても「飲みながら」というのがアメリカのスタイル
日本じゃ工場見学が飲酒可だなんて考えられないかも(笑)
とにかくパブの中にはアートがたくさん!!
王冠で造られた20周年記念work!!
世界地図の貼られた掲示板とかも温かみがあって素敵!
天井も、ライトカバーが樽を手形にくり抜かれたものを使っていたり…
まさしくLEFTHANDの椅子があったり…!!
遊び心がいっぱいで、ついキョロキョロしてしまいます
さて、早速ツアー開始!!
この日の案内役は、営業部長さん(お名前失念…失礼します…)
アテンドはもちろん、AQベボリューション・アルバート氏
このブルワリー、元は屠殺場兼精肉工場だったそう
ほぼそのまま使用しているそうなのですが、水はけの良い床、ある程度密閉される部屋、大きな冷蔵庫…!!などなど、ブルワリーにとっても好条件の物件
立ち上げるときにこんな完璧な場所はない!と思ったそうです
現在は、イーストタンクとミル庫
小さな発酵タンクだけが鎮座しています
カラフルな段ボールの壁を横目に、隣の建物へ
出荷待ちの樽やボトルが山積みになっていました
ブルワリーが大きくなるにつれて、建屋を増設
現在マッシュタンとファーメンターはこの新しい方の建物にあります
なんと24時間体制で稼働しているというブルワリー!!
3交代制で仕込みやメンテナンスを行っています
凄いですねー
建屋の外階段を上って、タンクと同じ目線に!
タンクの上に付いているタンポポの綿毛のようなものは鳥よけかと思いきや、「避雷針」
確かに、周りに高い建物はないし必要なものですよね
建屋の中に入るとそこはフィリング工場
Milk Stoutの瓶詰の真っ最中でした
フィリング工場って、見てるだけでも飽きないですよね
そのフィリング工場と通路を挟んで反対側に、発酵タンク達が鎮座しています
まだまだ大きくなることも視野に入れ、生産量も増やしていくそう
これからも益々目が離せませんね!
「まぁ、周りに敷地がいっぱい余ってるからね、大きくするのは簡単だよ」と笑っておられました(笑)
日本でもたくさん飲んで(売って)貢献します、とお伝えしてきました
パブに戻ると何やらみんなでワイワイと
振り子の要領で、ぶら下がったリングをひっかけるという遊びをしていました
見事アルバートが成功!!
飲みながら楽しむには、単純で面白いかも!!
一通り見学を終えて、もう一杯
LEFTHANDと言えば、やはり「Milk Stout」!!
nitroで頂きましたが、やはり美味しい!!
このタップハンドルも可愛いし、今度またWHでも開栓したいなぁ…
(輸入希望プッシュしてみよう)
お土産を買いあさっていると、
「ねぇねぇ、お手洗いがとっても素敵だよ!」
と、言われたので、早速立ち寄ってみました
見てみてビックリ、
お手洗いの個室扉がガラス張りになっており、モルトが敷き詰めてあります
ビールはもちろん美味しくて素敵ですが、
隅々まで仕掛けがあったりアートがあったり、居るだけで楽しいブルワリーでした
WHでも、こういうの何か作りたいなぁ
誰か作ってくれないかなぁ
(って言いながら、自分で作っちゃいそうだなぁ…(笑))
ブルワリーを後にし一行は次の場所へ
調度お昼時ということで、新しく出来たばかりのビアパブに行くことになりました
CYCLHOPS Bike CAN-tina
OSKAR BLUES Brewingの手掛ける、その名の通りの自転車レストラン?!
パブはもちろんなのですが、サイクルショップも併設しており、自転車に関する商品の販売やリペアなども行っています
メンテナンスや買い物ついでにふらりとカウンターでビールを楽しむ人たちの姿も見られます
店内にはこれ見よがしに自転車が飾ってあります
めちゃくちゃカッコイイ!!!!
Cycle × Hop =CYCLHOPS
この「サイクロプス」は、元はギリシャ神話の一つ目の巨人・Cyclopsのことなのですが、
ロゴマークはまさにサイクロプスをイメージした、ホップに一つ目!!
良く見ると、目は自転車のホイール!!
フードはMexicanが主体のお店
Mexican Foodが大好物な私
日本にはまだまだ食べられるところが少ないので、これは嬉しい!!
(大半がアメリカ向けにアレンジされた、Tex-Mexが多いのでね)
ビール×自転車というキーワードにももちろん惹かれたのですが、Mexicanが食べられるとあって強く希望を出したので、来ることが出来て感激もひとしお
ビールを頼んで、フードを待つことしばし…
まずはTorta!!
Tacoとも迷ったのですが、日本でちゃんとしたTorta食べられるところを知らないので…
具が選べて3ピースで8ドルならば、ボリューミーでお腹いっぱいになれそう!!
メキシコパン(コーンブレッドのようなもの)と具を、バーガーのように挟んで食べます
その他にもビーフステーキ・モーレネグロとか、バサとエビのベラクルス風とか…
久しぶりに堪能しました
ちょっと酸味があって、スパイシー過ぎず、野菜もたっぷりで満足!!
やっぱり暑い国のご飯は大好きです
そして、またしてもお手洗いが面白くて、つい写真を…
Brewery Vivantに行った時も、手洗いに受け皿がなくて傾斜がついてただけだったんだけど流行りなのかな?
掃除はしやすそうですけどね
お腹いっぱいで外に出ると、もちろん自転車の空気入れが常設
イングリッシュ・アメリカン・フレンチ、全部のバルブ対応なのが素晴らしい!!
ち、近くにこんなお店が欲しい!!!!
上機嫌でデンバーへと戻ります
途中、酒屋に立ち寄り
真剣にビールを選ぶ皆を尻目に、クラフトスピリッツのコーナーで、一人ウヒウヒしていました(笑)
予算の関係で、買ってこなかったんですけれどね…
夕方からビアフェスに乗り込む予定なのですが、それまでまだ少し時間が…
ということで、こちらに立ち寄り!
THE SOURCE…?
中に入ってみると、こんな感じ
スタイリッシュな複合型商店みたいな感じでしょうか?
チーズ屋にブッチャー、コーヒーショップなんかもあります
でも、目的はお買い物でもなくコーヒーを飲むことでもなく、建物の最深部にあります
アメリカには何をしに来たか?
そう、ビールを飲みに来たんです!!
CROOKED STAVE ARTISAN BEER Project
もとはフォートコリンズにあったこのブルワリー、The SAUCEの立ち上がりと共にこちらに移転した模様
オーナーでブルマスターのチャドヤコブソン氏はサワーエールとブレタノマイセスにおける技能と知識の豊富さで名が知れ渡っている方
革新的なビールを生み出す、大注目のブルワリーです!!
こんなおしゃれスポットの一角にブルワリーがあるなんて!!
ここも大人気ブルワリーなのもあって、ぎゅうぎゅう
時間があまりなかったので、テイスターサイズをずらりと
(各々好きなものを頼んだら、見事にかぶらなかっただけというだけなのですがw)
基本的にはすべてサワーやブレットエール!!
美味しいサワーが2・3ドルから楽しめるだなんて、凄い!!
しかも、どれを飲んでもバランスよく仕上がっていて、酸っぱすぎるとか甘すぎるといったことがないので、ずっと飲み続けられそう!!
こんなブルワリー、近所に欲しい!!
(今日はそればっかりw)
一度ホテルに戻り、荷物と車を置いたなら、目指す先は「Convention Center」!!
お店にも飾ってある青い熊さんは、この場所に鎮座しておられるのです
そして、実物はめっちゃ大きいです
人波に乗って会場入り……また来ちゃいました!
人生2度目の「Great American Beer Festival」!!
いつも会場の雰囲気を説明するのに用いるのが「コミケ」
仮装している人もたくさんいて、眺めているだけでも楽しいです(笑)
ウォーリーの集団は毎年居て、どうやら「Great Divide」のスタッフやお客様の様です
会場内、
フードブースはもちろん…
ビールに関する本を売るブース
ビールに関するものを売るブース
サイレントディスコという、ワイヤレスヘッドホンを利用したディスコがあったり、
髭を整えるブース…?
マッサージのブースなんかもあります
物販ブースはいつでも長蛇の列で、主にアパレルが購入できます
少々脱線しましたが、こんな風にビール以外にも楽しめる要素が盛りだくさんあるんですよ!
さて、肝心のビールについて!
グラスは日本のビアフェスのように、チケット料金に含まれていて、入り口で配られます
これを好きなブースに持っていくと適量注いでもらえます
グラスの形は同じなようですが、毎年デザインが違うのもコレクター魂をくすぐるポイントの様です
各ブースはこんな風にずらっと地域ごとに並んでいます
限られたスペースながらも、横断幕や看板を駆使して個性を打ち出すブルワリーも多いです
この小さなブース数が本当に多くて、配られるリストと地図をもとに目的のビール探すのですが、
近年はビアフェスアプリがあり、ブルワリー検索はもちろん、スタイル別などのカテゴリーでも案内してくれます
もちろん、飲んだビールは自己採点することも出来、メモ代わりにもなります
(私はマメではないので、もっぱらブルワリー検索のみに使用していましたが…)
これはとても役に立ちました!
スポンサーとなっているブルワリーは他よりも大きなブースが与えられます
この大型ブースがまた個性的で、ブースのプレゼンコンテストも行われているようです
ブルワリーのTシャツやワークシャツで働くスタッフはもちろん、ブースの雰囲気に合わせたコスチュームを着ていたりして、とっても素敵!!
とにかく広い会場なのですが、びっくりするような再会も!
今回会場を回るにあたって、まず訪ねたのが先日訪れたIllinois・Michigan・Wisconsinのブルワリーでした
知ってる人がいれば嬉しいなぁ、ぐらいに思っていたのですが、どなたにも会えず…
しょんぼりしながらNew Glarus Brewingブースの列に並んでいたらば、なんと!!
LAKEFRONTのAndy!!
まさか、こんな広い会場で同行者にもすれ違わないのに、同じ列に並んでいるときに会えるなんて(笑)
と思っていたら、彼はFacebookで私がDenverに居るのを知っていたようで、密かに探していてくれた模様
これは嬉しい!!
どうやら12月にまた来日するようなので、その時にでもたくさん話したいなぁ
前回来た時も面白い試みだなーと思っていたのがこの「PRO-AM COMPETITION」
アマチュアのホームブリュワーのレシピを、各ブルワリーで醸してジャッジしようというもの
シンプルなスタイルのものから、奇抜なスタイルのものまであって、こういう試みはホームブリューが合法化されているアメリカならではだなぁと思いました
こんな感じのGABF会場内
とにもかくにも、時間の有効利用が大変!飲みたいビールもたくさん!!
2日後の土曜日にもまたGABFに参加するのですが、そちらではこのビアフェスの(私なりの)楽しみ方を書こうかな、と思います
この日はどこへも飲みには出かけず、ホテルでやはり買ってきたビールを皆で飲むことに
せっかくスーパーで美味しいお肉も買ったので、部屋で調理
そんな中、一理さんが開けてくださったオレゴン・ピノノワール
もともとピノ・ノワールは好物ですが、これは本当に美味しかったです
(ビールじゃないんかい!!というツッコミは無用ですw)
いや、もちろんビールもたっぷり飲みましたよ!!
じゃじゃーん!!
中でも衝撃だったのが、「きゅうりビール」の飲み比べ…
私好き嫌いはほとんどなく、出されたものはモリモリ食べるのですが、
実は、きゅうりが大変苦手でして…最近ようやく克服してきたところです
(それでも未だに、新鮮で、いわゆる「美味しいきゅうり」ほど、食べられませんw)
GABFの会場でも「Cucumber Beer」という文字を目にしては、顔をしかめていたものです
とはいえ、キュウリも日本とアメリカでは大きさや味わいも異なりますし、もしかしたらイケるかもしれない!!
ここは勉強のためにと一口ずついただきました
が、これがヒドイ
「きゅうりに蜂蜜をかけるとメロンになるよー」を地で行く感じの味わい
青臭さももちろん残っているし、これの何が美味しいのかさっぱりわかりません…
「こんなものよく製品化したね、しかも大瓶で、ははは」
と、あまりの面白い味わいに、一理さんが興奮していたのが見られたのは良かったです(笑)
甘苦い夜となりました
こうして2日目の夜は更けていくのでした…
3日目に続く…
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