Study Tour in East Coast U.S.A. 0502-0510⑤

ものすごく遅くなってしまいましたが、5月にチームWHで行ってきた、アメリカ東側の旅を綴っていこうと思います
簡単な旅の行程は既にTRANSPORTERさんの夏号に取り上げていただきましたが、その隙間を埋めるような記事になりますので、お時間あらば読んでいただけると幸いです

1日目の様子「Day1
2日目の様子「Day2
3日目の様子「Day3
4日目の様子「Day4」はこちら

それでは、5日目スタートです!!

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2016.05.06 Day5

さて、フィラデルフィア滞在も最終日
いよいよ内覧の順番が回ってきたので、CBC EXPOへ!!

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まるでビール専門の“フーデックス”みたいです

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ブルワリーのタンクやその他醸造関連機材はもちろん、瓶詰機や缶詰機、ケグのメーカー、ベルトコンベアのメーカー、
モルトやホップの商社、瓶や缶のメーカー、ラベル印刷の会社、
パブの設備関連、タップ設置や大型冷蔵庫、
ブルワリーグッズに関しては、アパレルメーカーはもちろん、グラスウェア、オープナー、タップハンドル、ネオンサイン、タッカー、文房具などなど
挙げたらきりがないほど、ほんの少しでもブルワリーに関わっていれば出店がOKなようです

もちろん所々にビールを提供してくれるスポットもあり、飲みながら見て回ったり商談が出来ます
お水もケグから出てきます

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EXPOでも無料で軽食を振る舞っているのですが、夢中になり過ぎて食べ損ねたので、遅めのランチをとりにセンターの目の前にある、「Reading Terminal Market」へ

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ここはビルの1階が丸々マーケットになっていて、生鮮食品の買い物はもちろん、様々な食べ物屋さんがひしめき合っています
見て回るだけでもだいぶ楽しいです

もちろん、ビアパブもあります

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その後はコーヒーを片手に街をフラフラ
新旧の建物が混同した街並みは、何だかとても居心地が良かったです

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生憎の雨模様でしたので、寒かったのが残念でした

私がふらふらしている間、他の人たちはよっぽど気にいったのか、再び「LOCAL44」と「Monk’s Cafe」に行っていたみたいです

夕方に集合し、夜はCBC主催のペアリング・ディナーへ!

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開場までは、会場のロビーで出品されたビール達を飲むことが出来ます
要はジャッジで余ったものを振る舞おうというわけです

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数か所にカウンターがわかれ、ジャンルもスタイルもバラバラに順番関係なく次々振る舞われていきます

もちろん皆美味しいものを知っているので、レアビールがカウンターに現れると瞬殺
その他は一期一会と、その時に気になる銘柄を試していきます

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もちろん、思いがけず美味しいものに出会うことが出来ることもあれば、口に運ぶのも憚られるビールもあります(笑)
一喜一憂していると、いよいよ開場です

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こんな大人数のパーティーを仕切るとか本当に大変そう、とか思ってしまう職業病(笑)

 

さて、気になる料理とビールの内容はこちら↓↓

First:リコッタチーズとほうれん草のクレスペル
(ほうれん草とチーズ、ホワイトソースをクレープで包んでオーブン焼きにしたイタリア料理)
Steam Works Brewing・Colorado Kolsch
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Second:キングサーモンのスモーク、エアルーム・ビーンズ、焼きチコリー、フェンネルとレモン
The Pelican Brewery・Imperial Pelican Ale
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Third:ポークロイン、ソフト・ポレンタ(コーンミールを粥状に煮たイタリア料理)、ブロッコリーラーブの緑サルサ、分葱のピクルス、カラブリアン・チリ(イタリアの唐辛子)
Allagash Brewing・Allagash Dubbel
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To Finish:20周年記念 World Beer Cup オリジナル・チョコレート(PERU 72%)
-By Nathan Miller Chocolate,Chambersburg,Pa
Rodenbach・Rodenbach 2012 Vintage
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大皿で提供され各自サーブする形式でしたので、料理の写真がお見苦しくて申し訳ないです

テーブルの上におもむろに板チョコが置かれ、「お土産?」と思ったのですが、立派なペアリング・フードのひとつでした
しかしこれが、一番良かったです

チョコレート自体は、地元のBean to Barでこのペアリングのために作られたオリジナル・チョコレート
そのまま食べると、やや酸味が強めで甘味は穏やか
フランダースレッドと合わせると、お互いの酸味が丸くなり、チョコレートの苦みが程よく強調され、ビールの余韻がより長くなります

これは素晴らしいペアリングでした!

 

そしてディナーの終了と共に、WBCの表彰式が始まります!!
ビールのオリンピック、はたまたアカデミー賞とも揶揄されるWBC
96カテゴリーもあるので、淡々と発表されていきます

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発表されるたびに歓声があちこちで上がり、日本のブルワリーがコールされると私たちも大興奮!!
自分のことのように嬉しかったです

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・デビルクラフト アーチデビル・インペリアルスタウト(イングリッシュスタイル・インペリアルスタウト部門/金賞)
・伊勢角谷麦酒 ゴールデンドラゴン(セッションビール部門/銅賞)
・いわて蔵ビール オイスタースタウト(エクスペリメンタルビール部門/銅賞
・箕面ビール スタウト(クラシック・アイリッシュスタイル・ドライスタウト部門/金賞)
・那須高原ビール ナインテイルズフォックス2006(エイジドビール部門/金賞)
・アサヒ ザ・ドリーム(ライトラガー部門/銀賞)
・小西酒造KONISHIビール 有馬ジャパンエール(エクスぺリメンタルビール部門/金賞)
・シャトーカミヤ・牛久ブルワリー サクラ満開ラガー(部門/金賞)
・ヤッホーブルーイング IPA2016(アメリカンスタイル・ストロング・ペールエール部門/銀賞)

出席していた受賞者の皆とハイタッチ&ハグ!!
本当におめでとうございます!!

来年は4月10日から13日までワシントンD.C.で行われることが既に決まっています
WBCは再来年2018年の開催です
関係者の皆様、ご興味あらばぜひ!

表彰式の興奮冷めやらぬまま、再び「Monk’s Cafe」へ
もちろんこの日もぎゅうぎゅうだったわけですが、総合して私は奥の小部屋が好きでした
この日はお店オリジナルのサワーエールをいただきました!

明日は早めの出発ゆえ、パッキングしながらも、やはり家飲み
持って帰れるビールは限られているので、少しでも減らさねばなりません

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飲めども飲めども減らないビール(笑)

6日目に続く…