ものすごく遅くなってしまいましたが、5月にチームWHで行ってきた、アメリカ東側の旅を綴っていこうと思います
簡単な旅の行程は既にTRANSPORTERさんの夏号に取り上げていただきましたが、その隙間を埋めるような記事になりますので、お時間あらば読んでいただけると幸いです
それでは、3日目スタートです!!
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2016.05.04 Day3
この日午前中は自由行動、EXPOへは3人ずつ順番に行くことになりました
(私は近くのコーヒーショップで珈琲を買って、昼まで部屋で仕事をしていました 笑)
午後は一路「Troegs Independent Brewing」へ
フィリー中心部から、車で約2時間半
こんなところにあるの??と思わせる、農場や牧草地帯のど真ん中にブルワリーはありました
セルフガイドツアーと呼ばれるガラス張りの見学コースも準備されていますが、$5払うとテイスティングとお土産グラス付の内部ツアーに参加することができ、もちろんそちらに参加させてもらいました
製品化する前に何度もテストバッチを醸造するそうで、この日も冬に向けて開発中の、世には出ないビールを飲ませてもらいました
どれも綺麗なビールで、なのにホップの香りは華やかで、飲み飽きしないビールです
今後バレルエイジにも力を入れていく予定だそうで、現在Barrel専用倉庫を増築中でした
そしてかなりのTAP数があるなか、全種類テイスターという驚異の光景
ここはNugget Nectarというシーズナル・ビールが有名なのですが、時期を外していたので飲むことは叶いませんでした…残念…
初めて飲んだ時の衝撃は今でも忘れられないほどです
大渋滞に巻き込まれながら、「Tired Hands Brewing」へ
2011年に設立されたまだ比較的新しいブルワリー
アメリカンホップ全開のビールと、ベルギーやフランチスタイルのセゾンを得意としていて、絶大な人気を誇っています
2015年にはブルワリーを拡張し、今注目の的です
事業は拡大しても、ローカリゼーションを大切にし、原材料も資材も地元のものを使用し、雇用も地域の人材を採用しています
周りが文教地区のようで素敵な街並みでした
白い石造りの建物が多く、さながら小人の住まいのようでした
この日予約したのは、「Fermentaria」
2015年4月にオープンしたばかり
ブルワリーとレストランパブが一体的で、天井も高くむちゃくちゃカッコいい!!
以前はトローリーの修理工場で、築85年だということを全く感じさせません
やはりここもCBCだからなのか、各ブルワリーのワークシャツを着た人たちがたくさんいました!!
TAPは12種類
ホッピーなものも良かったけれど、得意としているだけあって「Saison Hands」というセゾンが美味しかったです
ボトルと缶を購入しました!
Egg Farmenter(卵型のファーメンター)も発見!
主にはヴァン・ナチュールなど、ワインの発酵に用いられていますが、ブルワリーで見たのは初めてでした
この形状が容器内の循環を促進するとされいますが、
実際にこれを使ったビールも出ていたけれど、発酵のプロセスの問題だからなのか、私の勉強不足だからなのか、実際のところ味への影響は良くわかりませんでした
ご飯も美味しかったです!
歩いて5分の初号店「Brew Cafe」にも行ってきました
開放的な「Farmenteria」とは対照的に、落ち着いていて良い雰囲気
広さはWHと同じぐらいでしょうか?
8TAP+Caskで、こちらの店舗だけでしか飲めないビールもあります
帰りはスムーズに
中心部からはAmtrackでも来られる近さです
そしてまた、帰ってきてから家飲み!!
それでも冷蔵庫の中のビールは減るどころか増える一方です……
4日目に続く……