先日アメリカ・オレゴン州ポートランドの研修から帰ってきた、スタッフCAZZ
彼のレポートをスピンオフBlogとして、数回に分けて掲載しております
今回掲載の感覚が開いたのは、私のせいではありませんよ!!w
楽しみにしていた皆様、大変お待たせいたしました!!
今回で第五弾の最終回!!
まだお読みでない方は、第一弾、第二弾、第三弾、そして、第四弾も併せてご覧ください♪
それでは張り切ってどうぞーー
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最近、毎週日曜日に運動してビアを飲む!という事をしていますが、体重の減りと見た目の変化が比例していないカズです。
(実際減ってないでしょ?!:のん)
前回の記事から大分間が空いてしまい、申し訳ないです 汗
今回はポートランド最終日のレポートになります。
長いようで短かったポートランド旅行も今回で最後・・・
では、ちゃちゃっといきましょー!!!!!!!!!!
やっぱり時差ボケってあるもので、毎日6時には目が覚めてしまいます。
いつもなら散歩してからホテルで朝食でしたが、今日は違います。
滞在期間内にどうしても行ってみたいお店がありまして、週末のみ朝食を出してるという情報をゲット!
てくてく歩いて向かいました。
『Navarre』
ここNavarreは、イタリアンやフレンチをベースに、地元でとれた新鮮な食材をできるだけシンプルに調理して提供するお店です。
日本の飲食系雑誌にも記事が載っていて、渡米前から気になっていました。
本当はディナーで訪れたかったのだけど、時間の兼ね合いから朝食での訪問となりました。
メニュー。
大体が大皿と小皿で注文できるようになっています。便利ね。
面白いのが注文方法。
僕らは4人で来たので、色々少しづつ頼むことに。
ワクワクしながら待つこと暫し・・・
まずはグリーンサラダ。
塩コショウにオリーブオイルとレモンのドレッシングでシンプルに。
ローストケール&ガーリックベネディクト。
エッグベネディクトは、イングリッシュ・マフィンの半分にハムやベーコンまたはサーモンなど、ポーチドエッグ、オランデーズソースを乗せて作る料理です
(ついでに言うと、ケールはキャベツみたいな葉野菜で、とっても栄養価の高い野菜です:のん)
良い感じにローストされたケールが、パリパリと良い食感!
ガーリックはそんなに強くなく、ポーチドエッグがローストケールによる少しの苦味と相まって美味!!
願わくば、間に何か肉でも挟んでくれたら最高だったのにw
他の面子が頼んだのはクラブケーキベネディクト。
これも美味かった。
肉も頼まなきゃって事で、ポーク。
僕らは4人もいたので、色々頼んだものの、一瞬でぺろり。
美味しゅうございました。
帰り際にスタッフの人と談笑。日本から来たよ!と言ったら凄く喜んでくれて、
「写真撮っていってよ!キッチンとかさ!」というので、記念にパシャり。
スタッフにお礼を言ってお店を出ました。
次回は是非、ディナーでゆっくり訪れたいと思います!
絶対美味いはず。
午後はブルワリーツアーなので、腹ごなしにホテルまで歩いて戻りました。
さ~て、ここからが今日のメイン。
オ州酒ブログという、ポートランドのビール情報を日本語で載せている“レッドさん”(日本語ぺらぺら!)が同行するブルワリーツアー、「ブルヴァナー・ツアーズ」に参加してきました!!!
「ブルヴァナー・ツアーズ」は、ポートランドを代表するブルワリーツアーです。
大体3~4ヶ所のブルワリーを、専用のバス(冷蔵庫完備!)に乗って周ります。
詳しくはHPを参照ください。(←丸投げかw:のん)
こちら、今回のツアーガイド&運転手のマーゴットさん。
生粋のポートランディア。
定員は14名。
この時は我々日本人と、
地元のご夫婦(奥さんがバレンタインデーのプレゼントにツアーを申し込んだそう!素敵!)、
20歳位の若い女性3人組というメンバーで出発!!
さ~て、まず向かったのはこちら。
僕は全く存在を知らなくて、今回初めて名前を聞きました。
ここは面白くて、ホームブリュワー向けにパイロットシステムでビールの醸造が出来るプログラムを用意しています。
申し込んで話が纏まれば醸造開始。
パブで提供して人気があれば仕込み量を増やす~という感じの事をしてるみたいです。
日本でもやればいいのにw
数種類のビールをピッチャーでシェアしました。
クリームエール、レッドエール、コーヒーIPAとメイプルポーターです。
幾つか飲みましたが、KING KITTY REDというビールが美味!!!
(上記に出てきたレッドエールのことかな??:のん)
他のビールも全部美味しかったです。
近所にあったら通うレベル。
一通り飲み終わると、「では、次いきま~す」とマーゴットさん。
結構タイムスケジュールがシビアっす・・・w
というわけで、恒例のWHコースター配りタイム!!
スタッフにコースター渡しながら、あ~でもないこ~でもないと話してたら、スタッフさん大興奮!!w
なんと、ビールバッグをくれました!
ありがとう!!
僕も嬉しくて、ビールを数本買いました。
(これは帰国後、知人にあげましたw)
この時、「ラスト一本だよ」と言われたのがこちらのサワーエール。
凄い悩んだけど、他に欲しい人がいたので断念。
残念。
Coalition Brewingは、地元のビアパブって感じの、気取らず楽しめる良いスポットです!是非!
次にやってきましたのは、
『Hopworks Urban Brewery』
(ど逆光…:のん)
数日前に行ったHopworks BikeBarは姉妹店です。
Hopworksは、ポートランド最大規模のオーガニックビール&エコブルワリーです。
材料勿論、水を節約したり、雨水を溜めて掃除に使ったり、ゴミゼロ運動に取り組んだりと、色々してます。
詳しくはHPに記載されてるので、興味のある方は読んでみてください。
(また丸投げw:のん)
今回のツアーでは、工場見学の後に、パブでビールを頂きました。
写真量が多いので、ば~っと載せていきます。
(いつもそうだ、ってば:のん)
ブルワリー内のバー。
あれ、良く見ると後ろの壁に見覚えのあるパブのステッカーが・・・?w
(ステッカーじゃないよ、コースターだよ:のん)
設備の説明をするブルワーさん。
マッシュタンが云々と言っていましたが、英語は難しいやね・・・w
設備的には20バレルのシステムで、年間10.500バレルの生産量だそう。
1バレルは確か159リットルなので、20バレルは3.180リットル。
結構大きいように感じますが、アメリカ全体のクラフトブルワリーの規模でみると、小さい方ですね。
一度ケグに詰めてから提供してるんですねー。
WHも醸造が始まったらそうなる予定です。
ここでは記念撮影をしつつ、タンクから直出しのビールを頂きました!美味し!
(確か、ライズアップレッドだった気がする)
冷蔵庫から出まして、今度は一番奥に移動。
何故かある一番搾りワロタw
(何であるのか聞かなかったの??:のん)
(ケグの口から)中に何も入らないように液体で満たされています。
その後、簡単な質疑応答をして工場見学終わり!!
あざます!!!!!
皆が二階のパブへ移動してる間に、ブルワーのジャスティンさんと名刺交換。
コースターも配り、慌てて皆の元へ走りましたw
パブへ移動。
パブではOrganic Survival “7-Grain” Stoutを飲みました。
色々な穀物を使ってると聞くと雑味が気になるかな?と思いましたが、そんな事はなし!!
複雑な味わいで適度な軽さのある素敵なスタウトでした。
なんせタイトなスケジュールなもんで、飲んだら次に移動!w
ここはマーチャンダイズが非常にしっかりしているので、お土産を買うのに全然困らない。
素敵。
サンクスHUB!!!
三件目となるのは、ややサウス寄りなバーンサイドストリートにあるこちら。
2010年創設の新しいブルワリーです。
ここでは幾つかのビールの試飲と、お昼ご飯を食べました。
まずはサラダ、芽キャベツのロースト、チーズパスター(マッケンチーズ的なの)と海老の揚げ物でした。
サラダにはビーツが入っていました。
ビーツ苦手ではないけど、結構使われているのを見ました。
日本ではあまり見ませんね。
(そんなことないよ:のん)
ビールは三種類飲みましたが、面白かったのは定番Sweet Heat。
アプリコットやトウガラシ入りのスパイシーなビール。
軽め。
最後に、ツアーの記念にグラスを貰いました☆
でも、帰国したら割れてました・・・
ここではお土産にバーレイワインを買い、またまた時間の兼ね合いで次へ移動!
次回はゆっくりと飲みたいですね~。
ラストを飾るのはこちら。
ここは、隣にロンポックブルーイングの醸造所があり、限定ビールや樽熟成ビールをメインにした直営店です。
先ほど貰ったばかりのグラスにバーレイワインを注いでもらいます。
これまた時間の兼ね合いでささっと飲んで終わりだったので、バーレイの記憶しかありませんw
しかしここはHUBのバイクバーの隣なので、次回はセットで訪問したいですね♪
その後ホテルの近くまで送ってもらい、解散となりました。
ツアーガイドのマーゴさん、レッドさん有難うございました!!
→因みに、
レッドさんがやっている「オ州酒ブログ」に私の記事が載っているので、良かったら合わせて読んで下さいね♪
さて、次の予定まで数時間ほど空きができたので、数人で行きたかった場所へ行く事に。
この旅でも凄く印象に残っているブルワリーがこちら。
ここは比較的新しいブルワリーで、セゾンやサワーやバレルエイジングのビールが殆どのニュースクールなブルワリーです。
日本でも飲める所があります。
定番のUrban Farmhouse Ale(セゾン)は賞とりまくり。
2012 World Beer Cup Bronze Medal Winner
Best Beer 2012 by Portland Tribune
Best Belgian Style in the 2012 Northwest Brewing News Peoples Choice Awards
2013 Beer of the Year Willamette Week
更に、Flemish Kiss(ブレッド・ペールエール)も賞とってます。
2012 Great American Beer Festival Silver Medal
期待に胸とお腹を膨らませつつ、いざ試飲・・・
・・・
こ・・・
こ
れ
は
・
・
・
美味い~っ!!!!!!
上記二種はもちろんなのですが、僕的には下記の二つが最高でした・・・
ハイビスカス、ラベンダー、カモミールの入ったダークセゾン。
バランスが良すぎて、強烈なキャラクターの副原料達がうまくまとまっていました。
最高。
Bourbon Little Brother(バレルエイジ・ベルジャンストロング)
バカウマ。
冬のシーズナル「リトルブラザー(ベルジャンストロング)」の一部をヘブンヒルバーボンバレルに入れて数か月熟成。
その後で、バレルエイジングしてないバージョンとブレンドして作られる特別バージョン!
意外な程スムースな口当たりと、リッチで重たいんだけれどもクドくない。
完売との情報もありますが、もし見つけたら絶対ゲットした方がいいおススメのビールです。
ここも以前紹介したUpright Brewing 同様にブルワリーの敷地を一般開放しています。
なので、テーブルなんてものはなく、基本はバレルで立ち飲み。
音楽もガンガンかかっていて、時間帯によっては作業してる所も見られます。
あまりにも感動したので、コースターを配りつつ、スタッフと名刺交換。
「美味い!最高!」とかなんとか言いながら勢いで会話w
常連さんも混ざりながら色んな話をしつつ、連絡先も交換。
あ~だこ~だ話してたら、なんとビール一本くれました!!!!!
(ビールはスタッフが美味しく頂きました)
サンクス!!!!!!!!
旅の終わりにこんな良いビールに出会えるなんて・・・こういうのが旅の醍醐味ですね!
皆さまもポートランドにお越しの際は是非行ってみてください!!
その後、一同はポートランド最後のディナーをしにHorse Brass Pubへ。
(充電が切れてしまい、ここから私の写真はありませんw)
ここは今までのパブと違い、ブリティッシュパブです。
提供されるビールの温度も、全体的に他の場所より数度高い感じがしました。
1976年に創業。
創業当時から、美味しいビールを色んな所から集め、ポートランドのクラフトビール文化の盛り上がりにとても貢献した有名店。
店内はこんな感じ。
広くていつも満席。
激混みだったのと、僕らは各自現地集合した関係で、それぞれ別のテーブルで楽しむ事に。
ビールは幾つか注文しましたが、印象に残っているのは日本にも入荷のあるカルデラの定番アンバー。
日本で飲んだ時よりも格段に美味かったのは、鮮度の関係かしら?
Horse Brass Pubの個人的な印象をいうと、フードはまぁまぁビールは美味い!w
お店の雰囲気は両国のポパイさんみたいな感じがしました。
皆で一通り食べて飲んで離脱。
その後、移動中も肝臓が悲鳴を上げつづけ、睡魔に肩を叩かれ始めた頃、最終目的地へ辿りつきました。
Belmont Stationは、1997年創業のおそらくポートランドで一番有名なボトルショップです。
なんせ扱う銘柄は1300以上ってんだから、そりゃそうですねw
更にBiercaf?っていうビアスペースに17タップあって、生ビールも飲めちゃう。
凄いね。
ここにはお土産ビールを買いにきました。
僕は幾つかの缶と、友人に頼まれていたボトルをピック。
気になるビアはあれど、荷物を増やせないと踏んで断念・・・
一番欲しかったのがこちら、Le Trou Du Diable(カナダ)のDulcis Succubus。
まずラベルが好み!コミック的な、ファンタジー的なサキュバスちゃんが可愛い!w
スタイルはセゾンで、ビール評価サイトでも高評価。
まぁ、断念したんですけどね・・・どなたか見つけたら下さいw
てな感じで楽しくも切ない買い物を終えまして、
明日帰国という事で、徹夜でパッキンを運命づけられている我々は早々にホテルに帰還しましたとさ・・・w
その後はもう怒涛で。
僕はアメリカンエアライン(荷物が2つまでタダ!)だったので、フライトが早朝・・・
なので深夜にタクシーで空港まで移動 → 寝られない状況の中、なんとか忘れ物もなく、無事にアメリカを出発。
ロスで乗り換えて、
「キャプテン・フィリップス」「トイストーリー2」「ゼログラビティ」を見つつ、日本へ帰国しました。
今回の旅を改めて振り返ると、ポートランドに来れて本当に良かったと心底思えました。
ビールの材料が調達できる地の利があり、
DIY精神に基づいた挑戦的な姿勢がクラフトビール作りにも反映され、
醸造所とビールが増える度にシーンは盛り上がり、
美味しい食べものや充実した移動手段、タックスフリー制度が生活を快適にし、
それによってまたビール文化が発展して人々の日常になって、
訪れた人々がその感動を伝える事で観光客も増え、
素敵なサイクルが生まれていました。
たった一度行っただけの僕で感じるのですから、何度も行ってる人や現地人は、もっと当たり前にそれを感じていると思います。
日本には価格という大きな問題がありますが、まだまだ発展途上。
「クラフトビールが日常になるよう、日々自分にできる事をしていこう」
そう思わずにはいられない経験をしました。
僕の旅はこれで一旦終わりとなりますが、いつかまた渡米すると思うので、その時にまた記事をあげようと思います。
(その時は、もう少しレベルアップしているといいね!!:のん)
WHの皆、同行した皆、現地で会った皆、読んでくれた皆、
そして最近結構好きな最上もがちゃん、
本当にありがとうございました!!!!
もしこの記事を読んで下さり、ポートランドに行こうと考えている方がいたら、気軽に声をかけてくださいね。
アドバイスできる事があるかもしれません。
それでは皆さん、ごきげんよう!またねーーーー!!!!!!
あ、そういえば、
神田の某ピザで有名なお店の店長さん用に買ったビールだけ割れました。
皆さんもビールを持ち帰る時は、しっかり梱包して下さいね☆
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