先日アメリカ・オレゴン州ポートランドの研修から帰ってきた、スタッフCAZZ
彼のレポートをスピンオフBlogとして、数回に分けて掲載しております
代理掲載している店長の勝手な都合で、前回から間が空いてしまって申し訳ありません^^;
楽しみにしていた皆様お待たせいたしました!!
今回で第四弾!!
まだお読みでない方は、第一弾、第二弾、そして第三弾も併せてご覧ください♪
それでは張り切ってどうぞーー
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連日のフィーバーにより、肝臓の疲れが半端ないチャンカズです。
前回のブログから時間が経ってしまいましたね汗
(更に掲載を遅らせたのは私です、ごめんなさい:のん)
ちゃっちゃと進めていかないと!w
以前デンバーへ行った時、ボスの持ってきた味噌汁に救われたのを思い出し、朝から近くのスーパーSafewayに行きました。
割と広くてなんでもあるのですが、味噌汁がなんと5ドル。
高い!!
しかしこのスーパー、ビールの品ぞろえが良くて笑いましたw
この一棚がほぼ全部ビールです。
今日も酔い一日になりそうな予感♪
この日に周ったのは全部で6ヶ所!!
まだ行ってなかった北地区を攻めていきます。
まずやって来たのは、McMenamins Kennedy Schoolです。
McMenaminsはオレゴンを中心に、パブやシアター、ホテルを展開する企業。
色んな場所でビール作ったり、ワインとか作ったりしてます。
Kennedy Schoolは小学校の名前で、廃校した際に建物を買い取り、現在はホテル&ブルワリーとして運営しています。
併設のレストランへ移動します。
(ランプがおしゃれー!:のん)
ついでにサラダも。
ポートランド初の魚。
(サラダというより、魚がメインだね:のん)
醸造設備はちょっとしか見れず。
(奥にある派手なのがタンク)
個人的にビールの味は普通でしたが、マーチャンダイズも充実しているので、観光目的には良いんじゃないでしょうか♪
離脱して次のブルワリーへ。
『Breakside Brewer(Restaurant & Pub Brewery)』
日本でも時々入荷のあるBreaksideです。
WHでもワンダーラストIPAを繋いだことがあります。
ワンダーラストが美味しかったので、期待値の高かったBreakside・・・どれも美味しいじゃない!!
ピルスナーとか軽めのビールは普通な感じですが、ESB、IPA、スタウト、バーレイワインが個人的にはとても良かったです!
香りや苦味、ボディの強さ等のパーツが、それぞれハッキリしていバながら、ランス良く仕上がっていました。
やはりIPAは美味い。
バーレイワインも美味い。
ビアを楽しんだ後でフードのオーダー!
僕はカレーフライドチキンを注文。
(料理の写真は後程出てまいります:のん)
待ってる間にせっせとWHコースターを配るチャンカズ。
店内の写真を撮ってると、半地下になった場所に醸造施設を発見!
スタッフに「見たい♡」とお願いしたら、なんとその方がブルワーさんで、快く見学させて頂けることに!!
凄く丁寧に説明してもらいましたが、何分こちらは日本人・・・
英語はちょっとしか話せないわけでw
それでもビールに関する単語を追って、なんとか頑張る一同。
トムさんによると、Breaksideは現在街の北側にあるパブと、南側にあるブルワリーの2ヶ所で醸造してるそうです。
規模的に、こちらは新ビールやイベント用のビアを作る場所で、メインのブルワリーは南の方だと思われます。
ミル(小麦を細かく挽く機械)、マッシュタン(麦を糖化させて麦汁を作るタンク)発酵タンク等を、「これが○○で~」と丁寧に説明してくれるトム氏。
お店と共同の冷蔵庫。
右にはパンの山w
ビールのガス圧の管理はバー側でしてるそうです。
一通り説明が終わり、改めて発酵タンクを見ると「Matcha Sweet Stout」の文字が・・・
トムさんに質問すると、「まだ若いビールだけど、飲む?」だって。
なんて良い人!!!
タンクから直出しのスタウトは、確かにまだ若い感じ。
勿論甘さはありますが、抹茶感は強くなく飲みやすいスタウトでした。
出来上がりが楽しみですね~!
この記事を書く際にHPを見たら、「Matcha Milk Stout」の名前で載ってました。
因みに、滞在期間中「2014 Black Out Beer Fest」というのをLonpoc Brewery主催でやってましたが、日程が合わずに断念。
ビアイベントが多いポートランドですから、きっとこの醸造施設で沢山の限定ビールを作っているんでしょうね。
一通り見学し終わったところで、食事が出来たようです。
オーダーしたカレーフライドチキン。
これが激ウマ!!!
マッシュポテトの上に鳥胸肉のフライ。
その上に角切りのトマトや玉ねぎを敷き、カレークリームソースをかけ、オニオンリングがのせてあります。
カレーは風味だけ。
鶏肉もジューシィで大きく美味い!
食事が終わりお土産タイム。
ビアサーバー。
という事はカウンターの下はまるっと冷蔵庫ですね。
帰り際、スタッフがやってきて「どうぞ♪」とボトルくれました!
次のイベントはベーカリーと組んでやるそうです。
WHでも、どんどんこういうイベントしていきたいですね!
(企画、お願いします:のん)
Breaksideは料理もビアも美味しく、スタッフも親切で良いところです。
ポートランドに行く時は、是非行ってみて下さいね!!
さて、腹ごなしに次の目的地まで歩きます。
今回は入りませんでしたが、Breaksideの近くにはTheOregon Public Houseがありました。
何故か猫くさい住宅地を通り、15分くらい歩く一同。
見づらくてすみません汗
ここは、オーガニックビールで人気のHopworks Urban Brewery(通称HUB)の直営パブです。
ビアはここで作ってはいません。
バイクバーだけあって、(自転車の)フレームを利用した内装がカッコイイ店内。
お味は、全体的に派手さのないじんわり系。
後日ブルワリーを訪れた時は「おっ!」と思うビアがありましたが、ここではそれもなく、普通な印象。
昼食から時間が経ってないのと、連日の飲みで肝臓がお疲れモードな僕等はゆっくりと飲みました。
料理はカリフラワーのディップをチョイス!
添えてあるのはガーリックトースト。
一緒に食べると程よいガーリック感がディップの味を引き立てて美味しい!
ディップとか、スープとか、地味な印象を持つ方もいるかもですが、これが結構ビールと合います。
(食事もオーガニックなものが多いのかな?:のん)
グロウラーを改造したライトが可愛い。
このネタ、頂きたいっ♪
(作ってください:のん)
十分休憩したので、最後に店頭の自家発電機を撮って次のパブへ!
(なぜこれを撮ったのかは覚えていません・・・)
なんかのイベントの張り紙。
(何かのイベントって…笑 ファーキンフェスト!これか。楽しそう!!:のん)
次の目的地まではバス移動からの歩き。
ノース地区は、街並みが他の地区とはちょっと違います。
デザイン性の高い建物や、可愛い路面店が多くて、歩くだけでも楽しかったです。(写真は撮れず)
(写真無いのかッ:のん)
天気が良ければ、是非とも歩いて散策してみて下さいね♪
『Tin Bucket powered by The Growler Station』
続いてやってきたのは、Growler(量り売り)専門のTin Bucket。
入ってみると、Growlerだけじゃなく、ボトルやイートインもできました。
珍しく晴れた午後に訪問したので、大きな窓から日の光も入り良い雰囲気。
ここで頼んだのはCruxのセゾン。
テイスティングは1.5~3ドル位で安い。
Growler Stationだけあって、Growlerが沢山あります。
写真を見ると、手前と奥にタップがあるのが分かります。
手前は店内で普通に提供するためのタップ。
そして奥のタップはGrowler専用のタップです。
これがよく出来ていて、容器にビールを注いでから炭酸ガスも充てんしてくれます。
それによって酸素による酸化を防ぎ、品質劣化が食い止められるというわけです。
とはいえ、一度蓋を開けてしまったら早く飲むしかないですがw
ここでもWHコースターを渡して、名刺交換。
時間が押していたので次に行く事に。
滞在時間15分という慌ただしい訪問となってしまいました。
次回ポートランドに来たら、是非ゆっくりと訪問したいですね。
店を出ると夕方で、帰宅ラッシュの自転車乗りが沢山。
さて、今日はフライデーナイト。
ポートランドには週末しかオープンしないブリューパブがあります。
それがこちら、
ブルワリーの所在地から特殊で、銀行やカフェ?等が入った複合施設の地下にあります。
看板と僅かな案内しか出てないので、事前に調べてないとまず辿りつけないでしょうw
ここのレギュラービールは、アルコール度数の強さによって4~7の番号で呼ばれるセゾンビール。
作るビールは大半が仕込みにバレルを使っています。
セゾン、サワー、そしてその時々のブルワーさんの閃きによって生まれるビールは、海外のビール評価サイトで軒並み高評価。
週末金~日の三日間だけ、醸造所を開放していて、中で飲めます。
みんなビールの注文をする為に、こんな感じで長い列を作っていました。
テイスターが1.5ドルと安かったので、FIVEとJASMINE PILSを注文。
どちらのビールも良い意味で癖が強くなく、バランスの良いドリンカビリティの高いビールでした。
ジャスミンの香りも強すぎなくて◎。
一応テーブル席はちょっとだけありますが、素敵カップルが使用中。
我々チーム日本人は、肝臓疲労中につき、回し飲みで終了w
広くないとはいえ、スタッフさんが1人しかいなかったので、そこかしこにグラスが放置されてます。
ボトルも買おうか悩みつつ、時間も押してたので次の醸造所へ移動。
今度は体調を万全にして、ゆっくりと飲みに行きたいですねw
Uplight Brewingはポートランドを訪れたら是非行ってみて下さい!!
地下で飲むビールは、なんだか隠れて悪いことをしてるみたいで楽しいですよw
さて、次のブルワリーは個人的に凄く楽しみにしていたところ!!!
バスで少し北上したんですが、その頃には真っ暗。
席が空いてるか心配しつつ、たどり着きました。
ここは、ブルワリー名やビールの名前が全部、星や宇宙に関係しています。
まずロゴがカッコイイですね!!
ブルワリー自体も新しく、2013年の10月にオープンしたばかり。
ぶれぶれ。
Ecliptic Brewingは、ヘッドブルワーのジョン・ハリス氏と、オレゴンクラフトブリューイングアイコンの合弁会社です。
なのでいきなりデカイ、お金のかかった建物を用意できたみたいです。
このジョンさんの経歴が凄くて、McMenamins’→Deschutes→ Full Sailのヘッドブルワーという、まさにオレゴンビールシーンの生き字引!w
醸造学と天文学に精通してる彼が、Brewhouseの中の創造性の限界を押し広げたいと願い、Ecliptic Brewingが生まれました。
昼間はこちら。
130席 +天井が凄い高いので、相当広く感じます。(画像引用)
肝心のビールのお味ですが、全体的に派手さはなく、Deschutesを感じさせるじんわり系。
重くないドリンカブルなビールが多いので、飲み疲れない普段着のビールといった印象。
NWスタイルって、こういう事なのかな?
地元のモルト、ホップ、カスケード山脈からの水。
そして、それらを使って作ったビール。
主観バリバリだけど、味の特徴は適度なモルティさで、ミディアムボディ。
IPAの場合は、ホッピーだけど、ホッピーの感じが西海岸のビール(グリーンフラッシュやストーン等)とはちょっと違う。
さて、こちらはお料理にも力を入れていて、ポートランドの料理店ランキングトップ100入りを目指してるそう!
という事で、シェアする為に何品か注文。
チョイスの問題なのか、全体的に茶色い。。。
お味の方は割と普通。
少ししょっぱかったかなw
一番美味しかったのは、地元産のサラミ盛り合わせ。
ちょいぶれ。
ガーリック入りのサラミが美味しかった。
探せば普通に買えそうな感じ。
皆で今日1日を振り返りつつ歓談。
してる間に、恒例のWHコースター配りをするチャンカズ。
こちらでは、ステッカーを頂きました!(WHに貼ってあるので探してみてね!)
色々と話したかったのですが、流石に忙しい時間帯で断念。
因みに、Ecliptic Brewingでも使用済みモルトは近隣農家に提供され、動物さん達のエサになります。
結構この光景を街で見かけました。
(日本でも同じような取り組みをしてますね!:のん)
ありがとうEcliptic!!
楽しかったよ!!!
再訪する頃にはビールもフードも、より美味しくなっていそうな気がしました♪
さて、まだ1日は終わりませんw
Eclipticからバスに乗る事数分・・・本日最後の目的地はそこにありました。
こちらも今年オープンしたばかりの新しいスポット。
以前はAmnesia Brewingという名前でお店をやってましたが、そこで働いてた人が会社を買い、名前を変えて再オープンしたみたいです。
しかし、この時は疲れからかすっごく眠くて記憶が曖昧・・・
なので、写真だけバーッと載せていこうと思います。
(え?!今までも写真の解説しかしてないではないですか:のん)
キャンプファイヤーをする若者。
写真撮るときに携帯落として画面割れましたw
ビールが美味しかったのは覚えているのですが、いかんせん記憶が曖昧・・・
醸造施設の入り口に小さいキッチンを発見。
僕の自宅のキッチンより少し大きい程度なので、料理するの大変そう・・・
あまりにも眠すぎたので、一通り飲んでからホテルに戻りましたw
部屋に戻ってからも飲み続けるメンバーがいる中、僕はソファーで爆睡。
今日は醸造設備を見せてもらったり、行きたかった所に行けたり、本当に良い経験が出来ました。
じんわり系のビールも沢山飲んだな~。
明日はいよいよ最終日。
しっかり眠って体力を回復しないとねw
また少し更新に時間かかりそうな気もしますが、ご容赦下さい・・・!
まだ旅はつづく☆
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